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2005年 03月 24日
「情熱的信念。」
「情熱的信念。」

 「悲しみを笑顔に変換できる人。」

それが、エイプリル・グリーンさんです。

私は、この役に出会って、本当に本当に良かったです。

これからの人生を負けずに生きていく為の、ヒントやパワーを、
この役から、溢れるほど貰いました。

 「この役を演じた事を無駄にしたくない。」

 「エイプリルの名に恥じないように。」

 「陽の子になっていきたい。」

私が出会ったエイプリル・グリーンは、
見事なぐらい逞しい女性で、
どこまでも明るくて、
最高にイカシテて、
かっこよかった。

今まで自分が演じて来た役柄とは、180度違う
スーパー・ポジティブなキャラクターだった。

 「遺る★が、こうありたいと思う人に
  エイプリルはよく似ている。」

遺る★の日常において、ふと悲しい事があった時は
最近は、エイプリルの事を思う事が多い。

エイプリルならきっと、 「こんな痛みへっちゃら!」 と言うはずだ。
 
ウジウジしようものなら、 「しっかりしなさい!」 と喝を入れてくれるだろう。

寂しくなっても、 「負けるもんか!」 って言うに違いない。

挫けそうになっても、 「何くそっ!」 って跳ね返す人だから。

自分に今、課せられている問題を
エイプリルの問題として置き換えれば、

何だか乗り越えられそうな気がしてくるから、
しょっちゅう、エイプリルの性格を使わせてもらっている。

彼女は、自分の事をよく知っている人だから、
そんな自分を理解して、自分を解放してやっていた。

 「だからあんなにも
  自由自在に笑ったり、怒ったり、泣いたりできていた訳だ。」

そんな、自分に正直で、強い精神の人を演じていると、
何だか自分までもが強くなれた気がしてくる。

  「いつも頑張ろうと思えた ・ ・ ・ ・。」

 本当は、とても敏感で、とても弱いロクデナシなのだけど、
 そんな人間でも存在してゆける事をエイプリルは分かっていて、
 他人を思いやり、他人と日常を共有しあう事で、

 愚かな身分でも、楽しく生きてゆくことができた。

 「何故こうもエネルギッシュでいられるのだろうか!?」

それはエイプリルが体験してきた沢山の障害が、
エイプリルをこうも素敵な人に育んでくれたから。。。。

様々な苦難を経たのち、娼婦という職業には就いたけれど、
その後ろめたさすらも、前向きさに変えてしまっている。
  
 「そこがエイプリルの凄いところだと思う。」

過去にひどく傷ついてきた事は無意味じゃなかった。

そりゃ、好き好んで傷ついて来た訳じゃないけれど、
傷つく度に、エイプリルは、
その傷をプラスに帰るべく必死に戦ってきて、

悲観に暮れない人格になりえた。

ホテル・ボルティモアに居座ることにしたのは

きっと、ホテル・ボルティモアという空間で、
自分と同じように、大きな痛みを抱えた者達と暮らす中で、
間接的にでも、温かく寄り添いあって、
詮索はしないけど、親身になり合えることに、

 「独りだけど、一人じゃない感覚を覚えられたからだろう。」
 
私にとってホテル・ボルティモアとは、
スタジオライフそのものだ。

ボルティモアの皆なが、頑張っているからエイプリルも頑張れて。

新人公演の出演者皆なが、頑張っていたから私も頑張れて。

私が頑張っているなら、遺る★も頑張らなきゃと奮起した。

 「信念と情熱を持って、立ち向かう事を座右の名にして。」

中途半端なままで諦めてしまったら、
新人公演に参加して、エイプリルを演じてきた日々が勿体無いから。
エイプリルに怒られないように、エイプリルらしく歩いていきたい。

きっと、きっと、ホテル・ボルティモアは、壊されたりはしなかったはず・ ・ ・ ・ 。

皆で、阻止して食い止めたもの。

だからきっとまた、私はエイプリルに会えると思う。

 「単純に純粋にあなたの事を愛してるよ、物凄く。」   Thank you........
                                            


2005 ・ 1 ・ 26
by ill621 | 2005-03-24 12:53


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