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2005年 11月 04日
「突き抜けた方。」
「突き抜けた方。」

先週は、ハロウィンでしたよね。

遺る★は、六本木のclubで、ハロウィンを過ごしました。

ハロウィンの六本木の夜は、独特&異様ですよ。

いろんな国の人達が居て、
思い思いの仮装をしていて、
街中を闊歩してるんです。

実に、異空間な街と化してます。

遺る★的には、ドラゴンボールの孫悟空の仮装をしていた
インド人が、ツボでした。

で、何で今日はハロウィンの話から
始めたのかと言いますと、

このハロウィンのclubイベントで見た
show timeが、ものすごーく面白かったから!!

遺る★が感動を覚えたそのshow timeとは、
ドラッグ・クイーンのperformanceでして、

あまりにwaisetuすぎて、(^_^;
どんな内容だったかは、
控えさしていただきますが、

とにかく、めちゃ最高だったし
イカシテたし、イキイキしてました。

特に何が一番素敵だったかと言いますと、

「あの人達の、そのずば抜けた突き抜け方。」

人の目なんて、たいして問題にしていなくて、

笑われることなんて、たいした問題じゃないないんですよね。

むしろ笑われて、笑わして、ナンボだみたいな感じで。。。

あの人達に、とってきっと一番の問題は
ドラッグ・クイーンとして生きれなくなる事なんじゃないでしょうか。

「自分らしさを、見失って
 ありのままの自分でいれなくなることの方が重大だ。」

誰が、何と言おうが
もうひとりの自分を、あぁやってさらけだして、
自己開放し、
人生を謳歌しようとしているから

どんなに過激なperformanceだろうが、
見ているこっち側も、
あそこまで見てて、気持ちよかったんだろうな。

「その潔さが気持ちよかった。」

僕ら、観客がイイ気分になる事によって
showをするドラッグ・クイーンの人達も、
益々自分達を正当化できて、自信が持てる。

勿論、ドラッグ・クイーンの方々も
たくさんの傷を背負っているはずなんだけど、

その漂う哀愁すらも
不思議と美しく魅えたんです。

で、遺る★が朝方、
帰宅しながら思ったことは、

「僕も、あぁなりたいな。。。。と。。。。」

いやいや、
ドラッグ・クイーンになりたいとうい事ではなくてですね、

あの人達の、あの

”吹っ切って突き抜けた” 姿勢を見習いたいなと思ったんですよ。

「命日。」のアルバムの2番目に収録されている曲を
聞いた事がありますか?

『暮れた月。』 というタイトルの
ラリッちゃってる曲なんですが、、、

この歌は、遺る★にとって極限の歌なんですね。

だから、表現する時には、
極限のperformanceを診せなければならないのです。

しかし、 「私は、極限になる事にためらいがあった。」

誰も、ついてこれなくなるから。

「そして、何より恥じらいがあった。」

「こいつイッチャッテるなと苦笑されるのが嫌だったから。」

確かに、イッチャッテる歌なんだけども
それだけじゃないからさ。

「この歌の本質は、充満した悲しみだから、、、、」

辺鄙なperformanceばかりが眼について、
本質である、充満した悲しみを見てもらえないのなら、

魂さらして、
歌うだけ損だなと思ってしまったんですよ。

「だから去年一回歌ったきりで、もう封印してました。」

でも、ドラッグ・クイーンの人達の
突き抜けたshowを拝見したことによって、

なんか、『暮れた月。』 解禁しなきゃなぁと
そっと、思ったんですよね。。。。

無論、歌うからには、
中途半端な、ぶっ壊れ方をしても
見せられている方は、
ただウザったいだけだろうし、

歌うからにはね、
きちんと覚悟を決めて

とことん 『暮れた月。』 の世界に浸からないと、意味がないです。

ただし、
迷ってばかりの、今の遺る★に
はたしてそんな極限の表現が出来るのだろうか!?

でも、国吉さんが
この曲ライブで聴きたい人絶対いるよ~。

って、決定打の一言をおっしゃいまして、

「ムムム・・・・・・・・・・・・・・・・。」

わたくし遂に決意いたしました。

「5th liveにて、『暮れた月。』 解禁します●」


【極限は、限界を超え、究極を産み出す。

 究極は、感動を産み、永遠に繋がる。 】


「永遠の月光が欲しい ・ ・ ・ ・ 。」


遺る★であるが以上、
遺る★であるが故の歌を謳わなければ、

はなしになんない。

歌ってても、まるで逃げてるみたいじゃないか。

吐き出してるのに、背けてるみたいじゃないか。

だから理解してもらえなくても、

「それでも理解してもらいたいと願いながら、
 突き抜けるしかないな ・ ・ ・ ・ 。」

剥き出しの私と、向き合ってみよう。

私にしか出来ない歌があるなら、いたしかたない。

だって神様。 これが私なんでしょ。

だったら受けてたつよ。
そして受け入れて起つよ。

「芯の通った彼ら・彼女達のように、
  
 心を決めて with passion。」




                           
                   2005 ・ 11 ・ 2
by ill621 | 2005-11-04 18:35


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