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2005年 07月 18日
「憎しみの鳩。」
「憎しみの鳩。」

メッシュの公演も中日を過ぎました。

残りも、あと一週間ほどです。

メッシュという作品は、父親と息子の
親子間のひずみが大きなテーマとなっています。

手錠で繋がれた血と血の
葛藤と苦悩が、

萩尾先生ならではの、

痛みを溶解してくれる台詞とともに
展開されてゆきます。

何層にも折り重なった、
孤独の一番下には、

きっと、純血な愛が刻印されていて

心の傷を持つ登場人物達の
感情の掛け合いによって

その一番下に敷かれてある刻印を

優しく掘り起こせそうな、気さえしました。

そんな開かれた気持ちになれる事こそが、
萩尾先生とスタジオライフが交わった時にだけ起こせる、
奇跡の化学反応なんだろうなと、私は思います。

『メッシュのおかげで
 自分に対しても
「生きててもいいんだな」 と
 そっと思えました。』

「そして、何よりこの作品を通じて
  遺る★の父親の事も、もう憎むのは辞めたいと
  思えるようになりました ・ ・ ・ ・ 。」

憎んだ時間が長過ぎて、
ついた傷が深すぎて、

すぐには無理だけど
まだ時間はかかるけど、

少しずつ、少しずつ

来年へと続く、メッシュ弐に便乗して

「許していこうと思っています。」

いい機会だ。

 「誰も憎んじゃいないよ。」
  
それでも、どこかで愛されていることを
今のわたしは知っているから。

「きっと、あなたも親に愛してもらえなかったんだね。」
「だから息子の愛し方が分からなかったんだよね。」

「あなたも苦しかったんだよね。」
「今なお、ずっと苦しんでいるはず。」

私と同じで。 。 。 。

同じ血が流れる、かけがえのない人だから

この場を借りて
遺る★は、あなたの為に謝ります。

「ごめんなさい。」

「うまくいかなくて ・ ・ ・ ・ 。」
「逆らって ・ ・ ・ ・ 。」
「言う事をきかなくて ・ ・ ・ ・ 。」
「僕で ・ ・ ・ ・ 。」

「素直な息子に育てられなかった責任を
  背負う事はないでしょう。」

だってほら、今わたしは、
ようやく素直に、

あなたなりに、はげまれたものが見えるようになりましたよ。

まだ、時間がかかるけど
少しずつ、許して、
受け入れて

「これからは
 あなたの事を、好きになっていきたいです。」

・ ・ ・ ・ あなたがいなければ、私は生まれては来ませんでした。

だから、ね。

「父さん。」


                
                                2005 ・ 6  ・ 30
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by ill621 | 2005-07-18 11:23 | Comments(0)
2005年 07月 18日
「First Anniversary。」
「First Anniversary。」

去年の6月21日に、遺る★のhomepageが開設されて、
丸一年が経ちました。

仏滅日記も、相当スローペースではありますが(謝)
一年間、綴ってまいりました。、

青木的なプライベートというよりかは、
遺る★視点で、進められてきたdiaryは、

遺る★の、人間的成長の母子手帳でもあります。

愛するが故の寂しさ。     

    「会いたいよ。」

孤独が為の願い。         

    「出会いたいよ。」

愛したが故の痛み。      

    「苦しいよ。」

傷ついたが為の望み。

       「愛くるしいよ。」 

愛されたいが為の叫び。     

「欲しいよ。」

悲しいが為の想い。        

  「居て欲しいよ。」


その他、遺る★のおかげで、得れた温もりも。

日進月歩してこそ、知れた優しさなどなども....


日々の喜怒哀楽によって
発生してきた、これらの発声達を、

私は、 献じますね。

「わたしたちに ・ ・ ・ ・ 」

実際問題、仏滅日記を読んで下さっている、
心優しい方々が、このご時世には、いてくださいます。

その方々の胸に住まう 《わたしたち》。に、

献じますよ。
 
例えどんなに、切なくとも ・ ・ ・ ・ 

「あぁ。野原に咲く、野バラのような菊たち。」

遺る★は、

これからも、冷たい文章達のなかに潜む
心温かき CHRYSANTHEMUM'S を届けていこうと思っています。

ですから、
みなさん。

今後とも、気長に、気楽に、末永く宜しくお願い致します。



                             2005  ・ 6 ・ 24
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by ill621 | 2005-07-18 11:20 | Comments(0)
2005年 07月 07日
「どこでもドルー。」
「どこでもドルー。」

幕を開けたメッシュの舞台はいかがですか?

遺る★の演じさせて頂くドルーという役。

素敵な役じゃぁ、あ~りませんか!?

誰が何と
云おうと

私は、ドルーが好きです。

彼の心の闇を知ってしまったから。

他人事ではないのです。

アドバイスがあれば聞きます。
指摘があればうかがいます。

それによってドルーが、開かれるなら

修行を致す所存です。

「あなたをドルーにキャスティングした意味分かってるの?」

演出家さんに、そう言われました。

「あなたが演ってこそのドルーをよく考えて!」

私はアプローチを始めました。

「ギリギリの所にいるのよ。」
「紙一重の人なのよ。」

・・・・ なるほど、そういう事か。

演出家さんが、私に求めている事が分かりました。

クールさでも、ニヒルさでも、
ダンディさでも、渋さでも、
強さでも、かっこよさでもなくて

私が、演るべきドルーの姿。

それは、死にたくても死ねない部分。
生きたいのに生きれない箇所。
殺したくても殺せない場所。
愛されたいのに、愛してもらえなかった、ココロ。

私が、愛してあげるよ。

目一杯、精一杯。

私とドルーと孤独と孤独。

「愛してたぜ。」

本当に、本当に愛していた、現在進行形のドルー達。



                         2005・6・18
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by ill621 | 2005-07-07 22:08 | Comments(4)
2005年 07月 04日
「神聖な劇場。」
「神聖な劇場。」

6/15より、いよいよ【メッシュ】の開幕です。

処は、新宿シアターサンモールという劇場です。

ここだけの話。  サンモールには魔物が棲んでいます。

過去に、サンモールの舞台には4回立たせて頂きました。

今回で、5回目のサンモールです。

1度目は、デビュー舞台となった 【トーマの心臓】
2度目は、初日直前に入院してしまった  【sons】
3度目は、萩尾先生に助言を頂く事になった  【LILIES】
4度目は、休団するきっかけとなった  【OZ】


つまり、遺る★にとって、サンモールとは
曰くつきの劇場なのであります。


そして、5度目のサンモールの舞台 【メッシュ】で
私は、またもや自分の存在意義の根底に立ち向かう
驚異的な状況に出くわしてしまっています。

「やっぱりサンモールで行う公演には、
 人生を左右する特別な魔力が働いてしまうようです。」

恐るべし、サンモール・・・・。

休団を経て、一皮剥けて、
少しは人間的に成長したと、
前に進めたものだと、思い込んでいたから

「今回の、このサンモールの根強いジンクスには、
 さすがに参りましたね、、、、アハハハ。」

呆れて笑うしかないって、こういう事?

今回ばかりは、もう何もハプニングは起こらないだろうと・・・・
思っていたのに・・・・

よりによって、今回起きた事件とは
まさか起こるはずがないだろうと言い切れるほどに
ドラマチックな出来事でして。。。。

「まぁ、人生って凄いですね。」


「運命ってのは不思議ですね。」

こいつは、幸せですか?
不幸せなのでしょうか?

ただ、ひとつ言える事は

『物凄く、愛して良かった。
 それによって、愛される事になってよかった。』

サンモールだけは、特別です。

革命が起こる舞台なのです。

それは、ロマンテイックな涙雨。

だからこそ、一日一日を噛み締めながら

自分をしっかりと持って、
楽日まで対峙していこうと思っています。

【メッシュ】への、愛情にキスをして。

時計は前にしか進めないのだから。

体内時計に耳を澄ませましょう。


息を詰まらせて。
愛を詰まらせて。
    
  
歓びと哀しみに
  

「これが私達の送る道。」




サンモールに祈りを・・・・・・・・    
               



                  2005・6・12
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by ill621 | 2005-07-04 01:07 | Comments(0)