「ほっ」と。キャンペーン
2004年 07月 11日
「ユメばかりを見ている。」
本物が無かった あどけない時代は、
人型の偽物を眼に置いてきた。

とある日、運命的に本物を
知ってしまえた遺る★は、それっきり
偽物では心の飢えを、凌ぎきれない子になってしまった。

「だって、暖かさが全然違うんだもの。」

鼓膜を抱いてくれた生身の声には、
空耳じゃ歯が立ちゃしない。

舌が舞い踊ったほどの優しい味を、
胸の器におかわりしたい。

運命的に染みてった匂いに、
感動の感触を思い出さされる。

「ふたたび感じたいよ。悲しみじゃない本物を。」

夢見る想いが、ユメになって、
そのユメの中で、夢を叶えて、
ユメから覚めたら、いつだってそう。
どこにも実体なんてなかった・・・・ 。

「私から永遠に、睡眠を奪ってしまえばいいです。」

「だから、いつも何度でも出てきた、あのユメの中の同じシーンを、
 本物のイマにして、私の、私の心臓に、突き刺して!!」

ユメは、何も返事をしてくれない。
夜な夜な要望には応じてくれるけど、
答えは夢幻に隠れたままです。

あと何回?
この切ないユメに耐えれば、
遺る★は・・・・・・・実物に会えるのだろう?

いっそ、ユメと現実が180度 逆転できたらいいのにな。。。。

                                  2004・7・11
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# by ill621 | 2004-07-11 23:40 | 小説・詩・読み物 | Comments(0)
2004年 07月 05日
「次の頃までには、」
「次の頃までには、」

濁りきった湖を、少しでも濾過できているように。

強くならなきゃ。
勇気を出さなきゃ。

鎧をまとった遺る★の心は、理想のイメージでいっぱい。
恐怖でもいっぱい。    傷が目一杯。

溢れ出す不安に、飲み込まれてしまわない為にも、

「信じる事です。」
「信じていいよね。」

夏が来るから、そう想おう。

日の到来を、願って進もう。

「遺る★が陽炎と眠れますように・・・・」

これが七夕間際の仏滅日記。

                            2004・7・5
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# by ILL621 | 2004-07-05 13:18 | 小説・詩・読み物 | Comments(0)
2004年 06月 29日
「きっと・・・・無駄じゃない。」
「きっと・・・・無駄じゃない。」

歌を唄う舞台を与えられた、この日。
遺る★は、想いの丈を叫んで歌いました。

ただ ただ、頑なに願って、
ただならぬ、痛みを吐き出そうと、

懸命に声を天に張り上げました。

その遺る★の悲しみを、受け止めようと集まって下さった方々ヘ。

「一方的な発散で、申し訳ございませんでした。」

だけど、皆様は遺る★の痛みを、
優しさに変えることができる、かけがえのない存在です。

まだ始まったばかりだから、
今すぐどうこうなる問題でもないし、
そんな簡単に犯した罪は消える訳がない。

実際、今でも色濃く傷は残っている。

「でもね・・・・何だか嬉しかったです。」

疑心暗鬼じゃない希望が、手に入れられたような
気がしています。

所詮は、気がしているだけなのかもしれないけれど、

遺る★は、これから、負けないで戦っていくと思われます。

だって、その為に今夜歌ったのだから。

「私は、信じ続ける。」
あなたと一緒に。
「きっと・・・・愛は伝わる★。」

                           2004・6・29
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# by ill621 | 2004-06-29 23:32 | 小説・詩・読み物 | Comments(1)
2004年 06月 23日
「もう、・ ・ ・ ・すぐか !? 」
 「もう、・ ・ ・ ・すぐか !? 」

まだまだ強くはないけれど、
早くも機会は訪れた。

4ヵ月前、神社で唄ったヒトトキを、よく覚えている。
遺る★になって、遺る★が遺る★を
初めて叫んだ日。

その時、遺る★は体感したはず。

 「あぁ。歌えば、きっと失くせる。」

これは、失言になるだろうけど、
遺る★は歌い手さんではありません。

単に、
怪我して痛かったから、
ケアして清算したかっただけ。

これも、卑屈な態度かもしれませんが、、
歌う事だって、あまり得意じゃありません。

それでも遺る★には、
これしかなかったから、、、、
詩を噴き、歌を降らし、
想いのかぎり伝えるしかありませんでした。

例えそれが負でも陰でも、
やっぱり仕方がありませんでした。。。。

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只今遺る★は、身支度で てんやわんや。

 「また逝くから、下さいね・ ・ ・ ・。」


                           2004・6・23
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# by ill621 | 2004-06-23 20:07 | 小説・詩・読み物 | Comments(0)
2004年 06月 21日
 「おはようございます。」
 「おはようございます。」

闇から目覚めた遺る★が、
終わらせるために綴り始める。
ここは、犬小屋。

 「見て見て。ノアから箱舟を授かったよ。」

鎖で縛られた咽で泣いて、
ロープの巻かれた尾っぽでお礼。
これでようやく4つの願いを、陳べる事が出来るようになった。

怖る怖る、恐る恐る 
向かったマイクの前に立つ遺る★。

 「ひとつ神様。 願わくば、私を救い出して下さい。」

 「ふたつ貴方へ。 願わくば、私を愛して下さい。」

 「みっつ遺る★よ。 願わくば、笑う事を覚えて下さい。」

 「そしてどうか歌うことで。  私を、お赦し下さい。」

 ・ ・ ・ ・ 。
 
 『 ・ ・ ・ ・ 。』

今はまだ、聞こえないことだらけ。
だけど遺る★は、諦めきれず夏至を目指して歩き出しました。  
 
これより物語の幕明けです。
                           2004・6・21
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# by ill621 | 2004-06-21 00:02 | 小説・詩・読み物 | Comments(2)